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Year 2023

2023ビートライブカップ結果

大会が終わったら直ぐに書こうと思っていたのだが、所謂燃え尽き状態?というのだろうか、何事にも無気力状態が続き、筆を取れるメンタルではなかったので遅くなってしまった。
しかし世間はそれを許さないので、大会翌日から仕事をしたり、皆と話をしたり、日常を重ねることで、徐々に落ち着きを取り戻して行ったように思う。

本題に入る。詳細は割愛するが、我々屈伸ジェネレーションの結果は、予備予選通過、予選1勝1敗、ワイルドカード(代表者戦)2回戦敗退、で終了。
赤絨毯には至らず終了。

作戦が裏目に出て負けてしまったという要素もあったため、もっと上に行けたのでは、という思いはもちろんあるが、4年前の敗退時のような虚無感はない。一度は半解散状態にあったチームが少し形は変われど再集結し、各自ができる範囲でやり込み、全員が全員、勝ち星を得ることが出来た。ここは素直に嬉しい。もっと長い時間このチームで戦いたかったが、そこは今の我々には実力不足であり、分不相応であったと思う他ないし、欲を言えばキリがない。

大会はヴィラン連合の優勝。ホームステイ氏、ちんぱん氏に代表される、私達がバーチャをやっていなかった期間もずっと鍛錬を重ねて来た方による優勝で、とても納得感があった。

他の格闘ゲームのことは分からないが、バーチャというゲームは、フレームやコンボ、反応、知識の能力差等々により勝率は大きく変動するが、大会のここ一番を左右するのは、やり込みに裏付けられた強い心ではないだろうか。俗っぽい言葉を使うと、「バーチャハイ」とでも言うのだろうか。根拠もないし、数字でも説明が出来ないのだが、じゃんけん的な読み合いには何故か勝ち、タイミングで打った技は数フレーム相手より速く出したので当たり、相手の投げに対する抜けも純粋に3択のはずが、毎回抜けられる。理屈ではない世界だ。無論、この状況の相手には勝てない。
当然のことながら自分でバーチャハイは狙って引くことは出来ない。日々の鍛錬の積み重ねが、時に自らを無敵に変異させてくれることがあるのだろう。

ビートラ杯を終え、数日後にバーチャを起動した。驚くほど勝てなくなっていた。数日やらなくなったから純粋に腕が落ちたのか、心が弱くなったことで選択肢が裏目に出ているのか、何かの魔法が解けたのか、、原因は分からないけど、暫くは心身を休めよう、と思った。


今週、数年ぶりにメメクラゲと会った。
5月に入って、ふと彼の顔が頭に浮かんだ。久しぶりに話がしたいと思い立ち、連絡を入れた。
彼とは旧知の仲で、屈伸ジェネレーション創立時のメンバーであり、私の1番のライバルだ。渋谷にバーチャがあった頃は、毎晩のように対戦し、対戦後は杯を交わした。
お互いバーチャをやらなくなってたのと、コロナ禍も相まって、随分と間が空いてしまったが、いざ会話を始めると、当時と全く変わらないタッチで会話を楽しむことが出来た。昨日も渋谷でバーチャした帰りに飲んだよね?と錯覚するくらいに違和感がなく、3年ほど空いたのが嘘のような感覚だった。
そうか。私はゲーム自体も好きだったけど、終わったあとの反省や、今後に向けた語り合いなど、対話をすることが自身の行動のモチベーションにおける大きなファクターを占めていたんだな、、と改めて認識した。

今後、屈伸ジェネレーションがどうなるかは分からない。みなスト6に移行するようだし、バーチャ勢の多くが本腰を入れてスト6に取り組むだろう。仮にビートラ杯が短いスパンで開催されたとしてもチーム全員が同じベクトルでバーチャに向き合えるかだって分からない。
ただし、一つ言えることは、みなゲームが好きということだ。ゲームが仮に変わったとしても同じように集まって遊べるし、大会にも出るかもしれない。
それがバーチャであろうがなかろうが、本質的な部分では大差はないと思う。

まるでバーチャ辞めるような書き方をしてしまったが、私は今まで通りのスタンスなので、変わらずバーチャをすると思うし、スト6もやると思う。自分が楽しいと思うこと、チャレンジして行きたいこと、守りたいことについては、これからも自分に正直にありたい。

最後に、今回のBT杯運営に関わられた全ての方にお礼申し上げます。またこのように熱くなれる機会を頂戴し、ありがとうございました。

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2023/05/24   カシン

2023ビートライブカップ

 

明日はビートライブカップ。

 

突然だが、話は4年前のBT杯に遡る。

我々はしわさんのポイントの恩恵を受け予選スタート。予選は1勝1敗で並び代表者戦へ。ここでしわさんが出るも代表者戦も1勝1敗で何と代表者戦2週目へ突入。

ここで私の出番に。この時が私の20数年のバーチャ大会参加の歴史の中で、一番緊張した、という記憶しかない。手は震え、頭は真っ白。惰性で打つ技は虚しく空を切り、当然の2連敗。

せっかくの予選出場、せっかくのBT杯が私のせいで一瞬で終わってしまった。

この時の大会参加に際しては、そもそも対してバーチャをしてなかった。と、いうかしわさん意外ほぼプレーしていない状態だったと記憶している。

そんなチーム状態なのだから、勝てなくてある意味当然で、負けてもそんなに悔しがることなかろう、というのは理屈では分かるけど、代表者戦で負けたときは例えようの無い喪失感・虚無感に襲われた。

今まで数え切れないほどの大会に出て、大将で出て負けたことも沢山ある。でもここまでの気持ちになったことがなかった。

これは何故なのだろうと、この4年間考え続けてたけど、努力を怠ってワンチャンしわさんの漁夫の利を得ようとした所に、代表者戦が降ってきたものだから、急に崖に突き落とされたというか、心身ともに受け入れられなかったのと、何より納得感の無い負け方だったのだろうと思う(当然、一人頑張ってくれていたしわさんへの申し訳無さの気持ちもある)

ちゃんと練習をして大会に臨んだ時は、負けて悔しさは残るが、空虚な気持ちにはならない。だって、胸を張って頑張ったと言える試合は次に繋がるものだから。

 

 

2年前にesがリリースされ、電撃VF道が始まり、親方の声がけにより屈伸ジェネレーションは再集結することとなった。

一度は完全に消えてしまった私の中でのバーチャの灯火は、再度点火するチャンスをもらうきっかけを得ることが出来た。

この2年間、結果が出せたとは言い難いけど、自分なりに真摯にesに向き合って来たと思う。

そこにBT杯の発表。本当にありがたいし、バーチャを再開して良かったと心から思った。

 

しわさん始めメンバーに恩を返したい。もう、あんな思いはしたくない。納得の行く試合をしたい。そして、チームで勝ちたい。

 

 

今回のメンバーは、「栗田親方・にゃんた・赤丹しわぽ・悶吉・カシン」

 

長らく私と二人三脚を歩んできたメメクラゲが抜け、にゃんたがIN。彼は見た目や口調に似合わず熱いプレーをするやつだ。今回初めてビートラ組むけど、チームへのフィット感は高い。

 

栗田親方。ここぞの集中力が神掛かっている。如何にこのモードを活かすか、出すタイミングが肝要。

 

悶吉。元スタープレイヤー。ここ一番の読みの鋭さと勝負強さは非凡。自信を持って技を打ってくれれば結果は絶対ついてくるはず。

 

赤丹しわぽ。現スタープレイヤー。私が形容するまでもなく現役五本の指に入ると思われる。大将で構えてもらうことに結果なりがちとは思うが、そこは都度コミュニケーションを取り、臨機応変に対応したい。

 

 

今回は無情の予備予選スタート。正直キツいが、予備で対戦する相手チームは、我々以上にキツいと思うので、気持ちで負けることだけは避けたい。

いつぞやのバーチャ道配信でも同じことを言ったが、しわさんを出さずに全抜きするマインドで臨みたい。

 

 

いつも大きな大会の前に読み返すブログがある。メメクラゲがBT杯後に書いた記事だ。

(もう10年前になるのか…。)

https://ameblo.jp/lesyeux/entry-11643996892.html

そう、「屈伸ジェネレーション」はチームワークによって成り立っているチームなのだ。

明日は最高のチームワークで、最高の結果を出そう。

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2023/05/13   カシン